今回取材したリノベーション事例は、閑静な住宅街として有名な、港区南麻布のマンション。
ご結婚を機にマンションを購入し、物件が決まった時点でリノベーション業者への相談もスタート。プロと二人三脚で実現したこだわりのおうちを紹介します。
目次
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リノベーションプロフィール
- 所在地:麻布十番駅徒歩6分
- 間取り:2LDK→1LDKに変更
- 広さ:58㎡
- 築年:2000年2月
- 工事費:1032万円
間取り図ビフォー・アフター
Before
After
満足度150%。プロと二人三脚のリノベーション
Q. 本当に素敵なお部屋ですね!どのようにしてリノベーション会社を選んだのですか?
『もともと周りにリノベーション経験のある友人が多く、彼らにリノベーション業者さんを紹介してもらい、結果的には3社に相談して、相見積もりを取ってもらいました。
1社につき4個ずつプランを提案してもらって、計12プランをもらって検討したんですが、やっぱりそれぞれの業者さんによって個性というか、特徴が違ったので、いくつかの業者さんに相談して比べられたのはよかったな、と思ってます。』
Q. 玄関入ってすぐの大きなリビング。開放感がありますね!リノベ前はどんな間取りだったんですか?
『もともとは玄関入ってすぐのところに寝室がある2LDKでした。
3社にいろいろプランを提案してもらった中で、基本的には元の2LDKの間取りをそこまで変えずに活かした形の間取りだったんですが、1つだけ間取りを大きく変えたプランがあったんです。
それが今の「玄関入ってすぐ大きなリビング」という間取り。「リビングイン」というスタイルで、寝室に行くにもお風呂に行くにも、まずリビングを通るという造りです。
リビングインだと家族のコミュニケーションが自然に生まれやすいっていうメリットがあるんですよね。「人が集まる家」というテーマに合っていたので、そのプランを提案してくれた業者さんに決めました。空間が広々見えますし、よかったです。』
Q. お部屋全体の雰囲気はどのように決めましたか?
『もともとあんまりインテリアとかに凝る方じゃなかったので、リノベーションすると決まってからは、Pinterestやインスタグラムなどで好きなイメージを情報収拾するようにしました。
妻の好みは結構ビビッドな色彩で女性らしい感じなので、2人で飽きずに住めそうな、落ち着いたシックな空間を作りたいよねと話しながら、画像を見るようにしてましたね。
リノベーション業者さんが決まってからは、保存してあったイメージを見せて、「こういう雰囲気が好きなんです」と伝えました。
自分たちはプロじゃないので、あくまで画像ベースで、ふわっとした感じでお伝えしたんですけど、業者さんが具体的な設計やデザインに、忠実に落とし込んでくれて。
やっぱり理想の部屋に近いイメージ画像をたくさん集めることで、自分の好みも知ることができたし、この作業はやっておいてよかったです!』
Q. 58㎡にしてはかなり広く感じます。
『この家、実は廊下がないんですよね。
リビング、洗面所、バスルーム、ベッドルーム、ぐるぐる回遊できる作りになってます。
もともとそれぞれの仕切りにはドアが付いてたんですけど、業者さんと話してるうちに、「ドア、いる?」ってなって(笑)。
仕切りを作りたいところはドアの代わりにロールスクリーンをつけてもらいました。
広く感じられるのと、そもそもそっちの方が安く済んだので、大正解でしたね。』
『ちなみにこの万能なボードは、もともと頼んでなかったのに業者さんが提案してくれました(笑)。
好みの部屋のイメージを伝えておいたら、「こういうの考えてみたんですけどどうですか?」と提案してくれて、それがすごくよかったです。
僕らは知識もあまりないので、「お好みのものなんでもします」という業者さんより進めやすかったかなと思ってます。これもリビングを広く作ったからこそ出来たんですよね。』
部屋中に散りばめられたこだわり
Q. 玄関のルーバーが目を引きます。
『そうなんです。このルーバーは僕のこだわりのポイントです!
業者さんを決めるときに行ったモデルルームにあったのを見つけて、それがすごくかっこよくて。素敵だなと思ってたんですよね。
もともと、将来物件を売りに出す時の事を考えて、部屋に一点どこかこだわりを作りたいなと思ってたんですよ。価値をつけるために。
なのでルーバーを入れるようにお願いしました。』
Q. キッチン、黒で統一されていて素敵です!
『ここの壁、もともとは何もない壁だったんですけど、妻が調味料置くスペースが欲しい、ということだったので、台を作ってもらいました。
質感にもこだわったので、機能性だけじゃなく、見た目もスッキリさせることができました。頼んでよかったなと思ってます。
あとIHコンロなんですけど、リノベプランの一環で黒いIHをお願いすると25万円くらいしたんですよ。でも調べてみたら、施主支給という仕組みがあって。持ち込むと安くできるよ、という仕組みです。
自分たちで、別でIHコンロを購入して持ち込むと、なんと8万円でできました!これは全ての人がやった方がいいです(笑)。』
Q. コロナによるリモートワーク。
共働きのお二人はどのようにお仕事されているのでしょう?
『リノベーションの計画を始めた時はコロナウイルスが流行する前だったんですが、こもるスペースが欲しいと思っていたので、寝室にワークスペースを作りました。
ウォークインクローゼットの一部分にスペースを作り、デスクと椅子を設置しました。
リモートワークの今は、1人はリビング、もう片方がここで作業をしています。
例えばどっちかが会議の時も、空間を分けることで対応できますし、しばらくリモートワークが続きそうなので、本当に役立ってます。』
取材を終えて
業者さんに任せっきりではなく、自分でも色々調べながら進めることが大事、とおっしゃっていました。その結果、ドアを取ったりIHコンロを持ち込んだりすることで予算も抑えられ、満足度150%に!
次は注文住宅も考えているそうです。
また、弊社サービス「Agently」は、リノベを含め物件の購入を検討されている方にぴったり。
希望条件や理想の暮らしを入力しておくと、エージェントたちから物件の提案を受けられるだけでなく、リノベや住宅ローンの相談をすることができます。
ぜひご活用ください。
素敵なおうちのご紹介、ありがとうございました!