<リモート時代の購入事例>テレワーク環境を求めて都心賃貸→広々70㎡マンション購入

コロナ禍を経て出社頻度が少なくなり、リモート生活に合わせて広さを求めてエリアを広げて物件を探している方も増えていますよね。

とはいえ、知らない土地まで「エリアを広げる」のは、なかなか勇気がいるもの。そこで今回は、都心の28㎡1Kの賃貸からなんと広々76㎡2LDKを購入し、快適なテレワーク環境を手に入れた事例をご紹介します。

広々76㎡事例のリビング

おうちのプロフィール

所在地:埼玉県新座市
間取り:2LDK(3LDKを2LDKにリフォーム)
広さ:約76㎡
築年数:約20年
価格帯:約3800万円、リフォーム約600万円

広さを求めて、都心1Kから埼玉3LDKへ

光と風が一本に抜けるリビング

採光通風のよいリビング

Q.リビングから寝室まで遮るものがないと、まったく閉塞感がなくなりますね!

Mさん
広さもありますが、もともと和室があった部分をオープンなワークスペースにリフォームし、ウォークスルークローゼットで寝室とつないだことで、開放感がいっそう増しました。窓をあければリビングから寝室まで風が通るのでとても気に入っています。

テレワーク用のスペース

ワークスペースには広めのデスクにモニターを2つ置いて、ゲーミングチェアも購入したので、テレワーク環境がかなり充実しました。トレーニング機材も畳まずに置いておけて、自宅でいつでもトレーニングできるようにしたい、という願いが叶ったのが嬉しいです。

購入したきっかけはコロナ禍で在宅勤務が増えたことだったので、テレワーク環境を充実させることは家探しの必須条件でした。
当時住んでいた賃貸マンションは28㎡の1Kと狭いうえ、ワークスペースは当然なく。こたつのローテーブルにPCを置いて、テレビにつないで大画面にしながらなんとか作業したりもしましたが、腰が辛かったんです(笑)。

解放感あふれるLDKとお風呂

Mさん
リフォームによってダイニングとキッチンを隔てていた壁を取り払うことでリビング・ダイニング・キッチンが一体となり、解放感のある空間にすることができました。それに合わせて水回り設備も一新し、特にお風呂にはこだわっています。
天井埋め込み型のBluetoothスピーカーと調光機能付きの照明を取り付け、薄明りで音楽を聴きながらリラックスする時間を毎晩楽しめるようになりました。

リフォームしたお風呂

リフォームしたダイニング・キッチン

都心28㎡→埼玉76㎡に至るまで

Q.都心の賃貸にお住まいのところから、埼玉エリアまで広げた経緯を教えてください。

Mさん
テレワークができない環境から住み替えるうえで、最初から賃貸に引っ越すことは考えていませんでした。広い家に引っ越そうとするとどうしても家賃が高くなりますし、もともと友人の購入したマンションなどを見てきたこともあって、いつかは購入したいと考えていました。

住宅ローン控除の対象内で、駅から10分以内、ハザードマップ上でリスクが少なく、日当たりと風通しのいい物件、お風呂が広い、というのがエージェントの神田さんにお願いした希望条件でした。

条件を伝えて、まず地縁に関係なくエリアを絞る

Mさん
神田さんからこの条件の中でエリアを絞ってもらい、候補にあがったのが世田谷区や練馬区、板橋区、そして埼玉エリアでした。実家は神奈川方面のため地縁はまったくないのですが、条件に合う物件が見つかるなら見に行ってみようと思い、まずは和光市の物件を見にいきました。
そこからはポータルサイトで気になった物件を相談したり、提案をもらいながら、都度エージェントの神田さんに物件についての意見をもらって、よさそうなら見に行くということを重ね、探し始めてからだいたい2〜3ヶ月で今の物件に決めました。

内覧にいくたび「ここに住んだらこんな感じで暮らそう」とイメージをしながら見ていましたね。内覧前にエージェントの神田さんが物件の管理状態や周辺環境などのリスクを詳しく調べてくれていたので、テレワークや日当たり、日常の便利さなどしたい暮らしができそうか、という点を集中して確認しました。

希望条件はコロコロ変わってもきちんと伝えることが大事

Q.エリアを広げて探す中で、苦労したことはありますか?

Mさん
実は、最初に見にいった物件を気に入っていたのですが、いざ申し込もうとしたら別の方に先を越されてしまい……。買い逃してしまったのは痛かったです。中古物件の購入で一番苦労したのはまさにこれで、見つけた!と思って問い合わせをしてもらうとすでに先約が入ってしまっていた、というときのがっかり感はつらいですね。

あとは、内覧を重ねていくたびに、実は希望条件も結構変わっていまして。購入したのは76㎡ですが、序盤に提示していた希望条件は「40㎡」だったんです(笑)。思い返すと当初から大きく条件が変わって購入していますが、内覧していくたびに「やっぱりこれは必須かも」「これはいらないかも」と条件がコロコロ変わっていくのに、最後までしっかり付き合ってくれた神田さんの存在はありがたかったです。
LINEで物件のリンクを送ったり、質問したらすぐに答えてくれる反応の速さがとても助かりました。

Q.中古購入はスピード勝負ですもんね。

Mさん
そうですね。購入したこの物件も、見つけた日の次の週末に内覧に行き、その日のうちに申し込みをして、1〜2日で決定するようなスピード感でした。

実は同じマンションの別の部屋も売りに出ていたので2部屋内覧をしたのですが、購入した今の部屋は築20年を過ぎているとは思えないほど管理状態がよく、売主の方がとても大切に使っていたことがよく伝わってきました。眺望も今の部屋のほうが抜け感があり、もともと希望していた日当たりや通風の面でも申し分ない条件だったので、即決できました。

内装が古くなっていたらリフォームをしないといけないな、とは思っていたのですが、壁や床がリフォームの必要がないほど綺麗だったので、リフォーム費用も混みで予算内におさまったことも決め手のひとつです。

具体的な条件からではなく、したい暮らしから考える

Q.これから家探しを始める方に向けて、ひとことお願いします!

Mさん
私の場合は「こういう生活がしたい」というのを先に思い浮かべて、それから実現するための具体的な条件を詰めていきました。つい知っているエリアや具体的な条件を積み重ねて物件を探してしまうと思うのですが、まずは暮らしをイメージすることから始めてみるとよいかもしれません。